140字では書けない

アラサー異常独身男性

2020.4.11

日記らしい日記を久しぶりに書く。

午前10時過ぎに活動開始。頭の片隅に仕事のことが離れず、突き上げるような退職衝動に苦しむ。直視したくなかったが、我慢しすぎた。もう病気なんだと改めて思う。


非日常が世界を覆うと、こんなにもブラック企業勤めが苦しくなるのか(まだ自分は恵まれている部分もあることは感謝しなければいけないが)

 

惰性で働けていたのに、日常の土台が揺らいだことで限られた人生の残り時間を今更自覚し、ちんたら働いてられないと思った。

とはいえ、貴重な人生の残り時間への思いを胸に、帰宅してからやったことは辞める予定の同僚の派遣さんの悪口をA4ノート1ページに書くことなのは自分でも病気だと思う。

昼過ぎにドラッグストアに行き、食料品を買って帰ろうとした矢先、店員さんがマスクの入った段ボールを開けて陳列する場に出くわした。気づけばマスクを買えず2週間くらいはノーマスクで生活してきて、昨日は不憫に思った上司から1つのマスクを恵んでもらった所だった。

買うしかない。
私と店員さんの他には誰もいなかった。
1つだけ持って行っていいかを聞いて、許可が出た。食料品はすでに会計してしまったので、改めてレジに並び直すことにした。

レジに並んでいる間に、マスクを陳列する店員さんの周りには5~6人の客が集まってきた。一家族につきマスクは1つのルールがあるのに、夫婦で他人のように装って1つずつマスクを買おうとする人がいたが、ナヨナヨの私は注意できなかった。
家族のためなのかは知らないが、そういう連中がいるから私のような善良で真面目な独身ブラック会社員はマスクが買えないんだ。ふざけるな。

午後3時。ベッドの上で日光浴しながら「日本人の民度の高さなんてものは幻想なんだ」などと考えていたら眠りに落ちた。

午後6時。銭湯に行きたくなり、営業しているか確認したがダメだった。GW明けまで臨時休業だった。当たり前か。外食も気が引けるが、今更自炊する気も起きず、コンビニでパスタを買う。店員と客を隔てる飛沫防護用の分厚いビニールが天井から垂れ下がっていた。

午後9時。衝動的退職欲求に苦しむ。今までで一番辞めたい時期かもしれない。
辞める会社のコロナ対応とか、馬鹿らしくてやってられない。
明日は本当に気分転換しないと、どうにかなってしまう。