140字では書けない

アラサー異常独身男性

30歳までの人生設計

母が倒れて約1年。

今思えばおかしいけれど、就職してから今日まで一家の経済基盤・介護体制について徹底的に親子で議論をしてこなかった。

もちろん、介護サービス等についてその都度話し合ったが、今後10年を見通した各自の人生設計、それに伴う資産管理などの生臭い話を徹底的に語ることを避けてきた。


しかし、作曲者・小室哲哉氏についての報道をきっかけにして、すぐに父に連絡を取って話し合いの場を作ることを決めた。

結局2月までは仕事で過度の業務負荷があり、土日は平日にできなかった家事と休養を優先した。


3月も半ばになり、ようやく業務が落ち着く″見通し″(実際には終わっていない!)がつき、この土日に実家に帰った。

両親を交え、今後5年に絞ったライフプランを話し合った。
初めに、製造業現場出身の父による手書きマトリクスがずらっと並んだ課題管理表を見せてくれた時の気持ちは言葉にできない。
話し合いの場を設ける連絡をしたとき、父に対して「どういう算段で介護離職しようとしてるの?」と語ったことが恥ずかしくなった。
行政への各種申請とその準備の殆どを父が負担していた。本当に頭が下がる思いだった。


まだまだ話し合う必要はあるが、課題は明確になった。
私がすぐ協力できる項目は取りかかることにする。
やっと地に足ついた将来設計が始まりそう。
遅すぎるけども、自分ができることを一歩ずつやっていこう。