140字では書けない

キモくてダサい休職希望者

生きている世界が違いすぎる(2019.2.17)

(過去日記をもとに投稿)

会社の同期のS君について書く。
彼に対する心証が悪すぎて、過去の記事で一度言及したきり取り上げることは無かった。彼について書くことに多大なエネルギーを使うことがしょうもないと思っていたからだ。

しかし、こんなに天気の良い日に喫茶店に来てわざわざ陰気な日記を書くからには、やっと正面切って書いてみようと思う。
言葉にしなかった自分の胸中の沈殿物を掻き出すように…

 

 

面構えから下品な人間がいるというのを前提に話をすると、
S君の容姿を一言で表すと「黙っていても騒々しい」「下品」「無神経」というワードが思い浮かんでしまう。
女性からポジティブなコミュニケーションを取られたことがない人間がこんな言及をするのも酷いが、実際そうだと思っている。彼を嫌っているバイアス抜きにしても、
田舎の会社の総合職という肩書を外したらただのチンピラにしか見えないのではないか。俺はそう思う(主観)!!!


入社以来、同期メンバー10名程で昼食を取るときは、S君がひたすら喋り続けている。
ゴールデンタイムのバラエティ番組の司会者(の劣化版)のような立ち振舞いで、トークは驚くほどつまらない。

「結局人それぞれだよね~」というような雑なまとめ方をして話題を終わらせ、一般論ばかりを大声で話す。彼が人の話を聞くというところを見たことがない。

いちいち反応するのが疲れるため、男の同期は淡々と昼食を平らげる。
女性の同期はS君と会話が続く。女性陣はいわゆる「共感性ベースコミュニケーション」への比重が非常に高いタイプの人種で、S君のコミュニケーションとは親和性がある(それでもうるさいとは思っているらしい)
10名弱ほどのメンバーで、会話に参加しているのは2~3名だ。

一部の同期にはかなり距離を置かれているが、私は仕事で多少関わることもあるので、ほどほどの距離感で付き合っている。
しかし、仕事でしんどい時は一人で食事を取るときもある。

 

陽キャラ人間とテンションが合わないというありがちな悩みじゃん!!と読者の方は思われただろうか。半分は正しい。しかし、直近で彼とは決して分かり合えないと思った理由が、陽キャラ云々以前の無神経さだった。

密かに崇拝していたスレンダー女性を、さも自分が一番乗りに見つけたかのように真昼間の食堂で絶賛したりするのも無神経だが、まぁいいとしよう。
直近でありえないと思ったのは、休職中の同期への発言だった。

 


実は同期に休職者がいる。(名前をAとしよう)離職・休職者が多数いる会社のため、労働環境はどこの部署でも厳しいだろうと思っていたが、
入社して2年経たずに休職してしまっている事実を突きつけられたのはショッキングだった。

Aが休職して数か月後、彼がある飲み会に参加することになった。
休職してから同期と会うのは初めてだっただろう。
飲み会が始まる前までは、周りは主賓よりも休職中のAを気遣い、
「ぼちぼちやってるか」「おう」などと当たり障りのないコミュニケーションを続けていた。

会が始まると、例のS君はAに矢継ぎ早に話しかける。ちなみにAはS君が苦手である。
挨拶もそこそこに、S君が切り出した。
「でさ、鬱って実際どんな感じなん?休職まではどんな流れだった?」


周りはもちろんすぐに突っ込んだ。そもそもこの飲み会はAが主賓ではない。
いきなり主賓を差し置いて、話しかけたことがそれって何なんだ…と全員が思って、
引きつった笑顔でS君に突っ込みを入れた。腹の底では「マジで無神経すぎるぞ」と周りは思っていただろう。

 

S君は「いやいや~腫れ物扱いするより触れてあげたほうが本人にとって楽になるやん?話すことによって楽になることもあると思うんだよね!!」とAに笑っていた。

Aは「来てよかったよ…うん」と笑っていた。
本心であったかもしれない。
しかし、そう答えるしかない空気をS君は自覚的であれ無自覚的であれ作り上げていた。
いわゆる「声の大きい人間」がサラリーマンとしては最強なんだろう。

 

生きてる世界が違いすぎると思った。Aや俺が生きてる世界とは。