140字では書けない

もうすぐ4年目

情報学部のいちばん長い日(3)

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情報学部のいちばん長い日(1) - 140字では書けない

情報学部のいちばん長い日(2) - 140字では書けない

今回のエントリーが一連の研究室選びの記事のメインになります。

 

うちの学部の研究室決めはまずシステム上で学生が希望の研究室の登録をして、状況を確認する。そして、登録締め切りが一次二次・・・とあり、
それまでに希望学生で定員が超えている場合は希望者学生が話し合って、折り合いがつくならそのまま決定、つかなかった場合は教員による独自選考になっている。

今回は7月中旬にあった研究室登録の一次締め切り日をまるっと振り返りたい(これがタイトルの理由だった)
研究室希望の締め切り17時までを振り返ります。

 

 

8:00頃

ほぼ寝れなかったが、浅い睡眠から覚める。前回までのエントリーでは書かなかったが、7月上旬から進路のことや他の授業でのストレスが重なったのか、謎の頭痛と吐き気に悩まされていた。その影響で授業はじっと聞くことができず、何度も教室を抜け出して保健センターのベッドで何度も寝ていたため、夜に寝れなくなっていた。
この日もあまり寝れなかった。

 

10:00

就職支援をする学部の担当部署の人に話を伺いに行く。前日に(1)で触れた「学科推薦ができるか」についての話を聞かせてほしいとのメールを送っておいたので聞くことにする。配属締め切り当日になってしまったが、その時は今までの判断がひっくりかえるような話は聞けないと思っていた。

 

10時半ごろ

死にそうになっている。一つは体調面で、体を起こし続けていると頭痛と吐き気が出るようになっていたため職員の話を何も無いように聞くのがつらかった。
もう一つは今までの判断がひっくり返った。行きたい研究室の悪い事実を聞いてしまった。それも致命的なレベルの。それに、他の研究室の悪い話も聞いてしまった。詳しくは書かない。
職員には学科推薦について聞くとメールしたが、目的はそれだけでなく研究室の評判を職員から聞くつもりもあった。話が広がって、絶対にその方向に話題が移ると思ったからだ。実際は自分が誘導しなくても、聞きたくないブラックな話を体調不良の状態でひたすら聞かせられた。

 

11時ごろ

職員の話をひととおり聞いて退散した。吐き気と頭痛がひどかった。
ブラックな研究室の話も聞いたが、ためにはなった。
就職の学科推薦だが、社会学科で院進学してそれを使うことは出来るのは事実だった。
しかし、それがあるからといって企業に100%就職できる時代はとっくの昔に終わっていて、うちの学部だといくら技術があってもコミュ力がないと推薦でも落とされるという事実を聞いた。現に、2~3人の大手の推薦枠に応募して、実際に内定をもらえるのは1人だけ、という状況を職員の方がデータを実際に持ってきていただいて、切実に教えてくださった。
推薦を絶対視して院進学する気持ちが少しでもあるなら考え直したほうがいい、と。
他にもいくつか大事な話を聞いたが、ここでは省く。

 

12時ごろ
誰もいないある教室のイスを2つ並べて、横になった。こうやって寝るのは何度目か。
横になれば頭痛と吐き気はおさまった。

寝転がりながら、困ったことになったと思った。職員の話をひたすら振り返っていた。
別に大手でなくても、院進学しただけの専門性はその後の職場で発揮できるだろう。

それは学部卒と院進学者で比べれば、進学しただけの「何か」をまともな修士の学生なら得ていると思う。

しかし、その「何か」は10年20年の長いスパンで進学しなかった人間よりも大きなメリットとなって返ってくるのか、どうなのか。

 

 

リターンがあるのか、ないのか。
考えてみても分からなかった。自分に分かるはずもなかった。
ただ分かったのは、そういった薄っぺらいリターンを目的として進学して卒業できるほど学校は甘くないことと、そんな奴を受け入れてくれる社会もないということ。


そして、リターンなんか関係なく「やりたい」と純粋に思って勉強している人間がうちの学部にはごろごろいて、そういう人間と研究の世界で伍していく気持ちは自分にはないということだった。

 

 13:00

気がつくと食堂が混む時間帯を過ぎていた。体調もましになったので、その間に食堂でご飯を食べる。血糖値が低いと人間はろくなことを考えないらしい。
なにかのツイートで見た気がする。エネルギーを得てから、考えて、判断を下そう。
一日が長く感じる。

 

13時半

再び、空き教室に来てイスを並べて寝転んだ。少しでも体を起こしていると辛くなる。
横になるだけでは根本的に症状は治まらなかった。
そういえば昨日は授業を抜け出して大学の保健室のベッドで寝ていた。今日はまだ学校でしっかりと寝ていないせいか、体がしんどい。

でも考えなきゃいけない。 希望登録は17時。

 

14時

ついに吹っ切れた。血糖値が上がったせいだろうか?w

 

 

気づいたら実家に電話をしていた。

自分「俺だけど、研究室のことだけど学部就職前提で選んだわ」
母「そうか・・・」

そして、就職に有利かどうかではなく、自分のやりたいことを扱える研究室に希望登録したことを話した。母親は、なるようになるから好きなことをやれと言ってくれた。

電話を切ったあと、泣けてきた。
(つづく)