140字では書けない

もうすぐ4年目

情報学部のいちばん長い日(2)

前のエントリーはこちら。

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前回のエントリーで書いた進路についての内容は、7月以前に自分が考えていたことだ。
そのままその通りに研究室を決めることも出来ただろう。
しかし、7月に入ってから進路についての考え方に疑問が生まれてしまった。
今回のエントリーでは7月初旬に生まれた進路への不安要素について書いておきたい。

 


【専門性とキャリアのつながりへの不安】

疑問が生じた時期に書いた記事を引用する。

「どっかの研究室に行って人とマシンの調和」っぽいことやって、工学部の人に出せないような視点で仕事できないか、それでメーカーとか入っちゃって仕事できないだろうか、とか考えちゃってたんだよ。おんなじでしょ、この青臭さ。
まず、情報学や認知科学やらで金稼いでるメーカーなんかねぇしな。

(中略)
仮に情報学を生かせるような事業をを行きたい会社がもっていたとしても入社後配属を決めるのは会社だからはっきり言って大学(院)までの内容が活かせるようなキャリアに進める保障がないのが分かっていても、そういう青臭い妄想をしちゃうんです。
23歳でこれって、やっぱダメ人間だなぁ。

 
めちゃくちゃ投げやりだが、要は自分が院進学した後に「その専攻には価値が無い」って言われて大企業に行けないのを恐れていた。
もちろん、大企業に入ることを目的にするなら機電系の学科に入るべきだったのかもしれないが、自分のやりたいことがそのまま世間の需要とマッチングするのは幸運な人間だと思う。やりたいこととしなきゃいけないこと(生活のためにやらないといけないこと)の乖離に苦しむ大学生はいくらでもいたし、これからもいる。(と思っている)

ぱっと思いつく一例は、農学部で食品化学の研究をして、その上で食品会社の研究職に就きたいけれど、採用はひどく厳しいから受け皿となる地方公務員の勉強をする・・・などの例だ。農学部を文学部や地質学科などに変えても通ずると思う。

そういった分野の学部の厳しい就職状況はググればいくらでも出てくる。
一方、情報学部は専攻の延長線上としてのキャリアパスは存在するから、その点では「受け皿」はあるのは恵まれていると思う。
やりたいことと出来ることが違って悩むことはあるかもしれないけど、自分がやってきたことそれ自体に「需要ないよ」とみなされることはたぶん少ないはずだ。

 

話は戻って、専攻とキャリアとのつながりについて。

ここからが重要になるんだけれど、私の行きたい第一志望の研究室は学部の中でも異端な研究をしていた。
研究室訪問にいったときに所属学生の研究テーマを聞いたときに不安を感じた。
どういうことかというと、うちの大学院などでその研究をしたとして、企業は私たちをどのように扱うのか、という不安だ。

企業がそのラボの学生をどのように扱うかは2通りあって、
・学部関係なしに、そのテーマ(分野)を勉強している学生とみなす
・所属学部が情報系なのに、ずれた研究テーマをやっている中途半端な学生

で、おそらく下の扱いになるのでは、そう扱われても文句言えない・・・と思った。

 


もちろん、その研究テーマの延長線上にる企業に就職を目指すなら全く問題ないが、自分にそのこだわりがあるのかと自問した結果、あまりこだわりがないということを自覚してしまった。
しかし、研究室の教員と話してみてフィーリングは合ったし、実際他の学生からのいい評判も聞けた。だから、研究テーマ云々より、波長が合うほうでいいのかなとも思いながらグズグズ悩んでいた。

さて、ぐだぐだ長いエントリーをここまで書いてきましたが、次が研究室選びの記事のラスト記事になります。ここまでに書いた不安・やばいフラグ、を全て回収していきます。。