140字では書けない

アラサー異常独身男性

僕はいま君のことだけ

会社に入ってからは特にそうだが、
職場の同僚や同期に「お前、休日何してんの?」という質問をやたら訊かれた。

理由は何となく察しがつく。
就職活動で落とされ続けた遠因の1つと勝手に思っているけれど、「分かりやすいキャラ」がない。
演じることもできない。

相手からすると、恋人はいないだろうし、オタクっぽい容貌だけどアニメの話はしていないし、かといって健常な若者らしい雰囲気はないし(←マジで言われて不覚にも笑ってしまった)
一体お前は何をして時間潰してるのか?ということなんだろう。

当たり障りのない回答をする社会性はあるので、今まで適当に答えていたし、これからも殆どは適当に答えると思う。

先日は考えるのが面倒で、同期の奴に「好きなアーティストで、自分が中学高校ぐらいのときに出したアルバムを聴き直してるよ」と話した。
バンドの具体名を挙げたらへぇ~~で終わりました。
へぇ~~、じゃねぇんだよゴミ。
話題に困ってる訳でもないのに、ぱっとしない独身男の休日の過ごし方なんて聞くな。

これだけ趣味が細分化していて、興味が起こらないであろう相手に好きな趣味を布教できるほどお喋りは上手くないし好きでもねぇよ。

仮に「休日は○○を聴きながら天井をぐったり見ています」とか、
部屋の電気もつけずにWikipediaで昭和犯罪史を読みふけっています」とか言われても困るだろ、なぁ?



先日は上司に有給を取れと言われ、「業務があって難しいです」と答えたら「趣味を持て!」と言われた…
(応答になってない。とりあえず、暇があれば無趣味にはならねぇよ馬鹿。)

今年から会社員になった皆様におかれましては、
人生消化試合のぱっとしない先輩社員には、休日の過ごし方を訊かないであげてください。
もう、ほっといて下さい…

追記
・入社して社会の辛さにブチ当たってからは00年代に勢いがあったバンドばかり聴いてます。
(Base Ball Bear,チャットモンチー,くるりなど)

椎名林檎のトリビュートアルバム、やたらラジオで聴いてしまい、有り難みが無くなってますが買います。

・GWは松本市美術館草間彌生の展覧会に行って来ました。
先入観無く作品を見ても面白かったです。
彼女の描いてきたテーマに「自己消滅」があり、それが水玉をはじめとした反復表現になったという草間氏の来歴と関わる重要点を帰路で知ったのが歯痒い(美術館で購入した彼女の新書を読んで知った)
また別の美術館でも草間作品を観に行きたいですね。

全ては自己責任と言われないために

一度しか経験していない転職経験を踏まえ、今後企業側から「お前が虚弱だから」
「単にあなたが精神的に弱いだけ」と突っ込まれないようにするためには下記3点が必須だと考える。

○虚弱と言われないレベルの体型まで筋トレをする

○どんなに忙しくても転職活動と仕事を同時に行う

○上記2つを両立するのに必要な時間を作るためのタスクマネジメントと事務処理能力の向上




今の仕事と職場での雑用・使い走りだけで精一杯なのに、上のことを満たすためにどれだけの時間とエネルギーがかかるのかと思うと気が重くなる。真ん中以外は数ヵ月でどうこうという問題ではない。

そうやって莫大なエネルギーと時間をかけて、それでやっと得られる待遇は新卒大企業に入った奴の足下にも及ばないようなものだと相場が決まっていて、なおかつ独りでただ死ぬだけの未来が待っていることにアホらしくならなかった人がいたら、
俺はその人を尊敬します。

諦めて死んだほうが楽だとしか思えない。

もうどうだっていいわ

私の所属グループの人数推移
2017年10月:4名
中途のパイセン参加(人手不足のため)

2017年11月:5名
1名復職

2018年1月:4名
上司が異動

2018年4月:3名
パイセンが別のグループに異動。
しかし異動先でやることは決まっておらず。

俺をそこまで潰したいか。
まぁ、潰したいんだろう。
そんなことは最初から分かっている。

今日は昼休み直後にこそこそと人気のいない休憩ルームでメンタルクリニックに電話をした。
診察時間内のはずなのに、診察時間外を知らせる音声ガイダンスが流れてスマホをぶん投げようかと思った。
本当に、ふざけるのもいい加減にしろよ。

2017年度について その2

「普通」を得るための試験、就職、転職、結婚…


転職と結婚に関しては、自分の能力でどうこうなる問題ではないと言われる。

2つともに、自分の「落としどころ」を見つけるためにかなりの難易度を要するし、そのために訳のわからない転職エージェントやら婚活コンサルが跋扈している。
アホみたいな転職エージェントの数からして、まともな転職を目指すよりも、まともな転職を目指す人間を飯の種にする方が難易度も低く確実なのかもしれないな。

日本でのまともな転職を目指すための難易度を肌感覚で感じ、私は挑む気力が無くなってしまった。

最近はいわゆる″ナイトレジャー″のITスタッフの求人を眺めて応募しようなと悩んでいるくらいです。
その業界の人には舐めんなよと言われるだろう。
ただ、こっちだって法令遵守はしているけどメンタル病む人間がゴロゴロいる。休職者の話題が珍しくもないことは普通なのか?俺が狂っているのか?



去年入社してから、教育体制が全く整えられてない組織だなとは思っていたし、実際に経営層もその認識だった。
同規模の企業と比べて、明らかに教育が貧相だ。

転ぶ前にあえて杖を用意しないという方針も世の中にはあると思うが、今の勤務先においては狙った意図としてそのような方針が有るわけではなく、
むしろ方針が全くないから何年経っても同じ問題を繰り返したり共有化されていなかったりする。

確かに、自分が取り組む中でしか身につけられない能力が沢山あると思う。
タスク管理能力、折衝能力、専門業務…
だけれど、それにしてもあまりにレクチャーが少なく、業務負荷は高くて本当にしんどかった。

生活残業、とはかけ離れた超ドタバタ残業だった。
最近上司に「これだけのことをやりきった後は、○○くんも相当な力がついてるよ」と言われたが、ただ仕事を″こなした″だけで実力がつくのだったらそんな楽な仕事はないだろう。
そうだったら今の管理職の実力は相当なもののはずだけれど実際は…

本来は反省と反省を踏まえた修正行動で実力がアップすると思うのだが、控えめに言ってもPDCAのCとAの時間を確保する体制作りをしているとは思えない。



もうとにかく、この土日こそはメンタルの病院探して、どれだけ患者の待ちがいようと予約します。
一刻も早く休職します。マイカーローンは返せますので…

2017年度について その1

来週から″2年目″と呼ばれるのが耐えられない。



この1年を振り返ろうと思えばいくらでもできるだろうけど、疲労蓄積した私にその気力はない。

でも、思い起こしてこの1年で得た教訓は下記の通りになる。

・よほど強固な職業意識を持つ人以外にとって、
日本で労働を続けるには毎週末に好きなお相手とセックスするかお喋りをすることが不可欠
(強烈なドーパミンセロトニン分泌をしないと脳がオワる)

・狂った職場に巻き込まれたと思ったら、早めに逃げなければいけない

・「普通」の枠に居続けるための椅子取りゲームがアホらしいと思うような時は、ひどく精神的に参っているまたは″悟ってしまった″かのどちらか。
(悟ったら、もうそれより前には戻れない)

ホワイト企業の人間はこちらに対してひどく無理解である

・仮に今後転職活動をするなら、負担に感じていることが残業時間そのものではなく新卒1人に対して課せられた業務量だということを会社以外の人間に正確に伝えられないといけない。

最後に関しては、会社以外の人間に私が負担に感じていることを正確に伝えられた試しがない。親、高校大学の友人(教員含む)などなど…
コミュニケーション能力が低いから、で終わりなんだろうか。

仕事の具体内容を綿密に語ることによってただ自己正当化していると思われるのではないかという不安があり、1度も具体的に業務量を語ることができなかった。
結局こういう人間は何やってもダメなんだろうと思う。


こんな自己正当化の文章を夜中にシコシコと書いてるくらいなら、堂々と面接で「俺は同期と比較して圧倒的に社内影響がある業務を、大量の業務にも関わらず周りを巻き込みながらギリギリでこなしてやったんだ!!!分かるか?」と言ってやるべきだった。それが、実際受けた面接企業からは「弊社も忙しいのでご希望に添えないかと思われまして……」


あのなぁ、忙しいというだけじゃ曖昧だから具体的な残業時間を精一杯物腰を柔らかくして聞き出したんだろうが。
そうしたらあんたらは俺の残業時間-20くらいの時間数が「多い人はそれくらいやってますね」というレベルだった。相対的に今より忙しくない職場に移りたいというのがそんなにネガティブなのか!!!それすら丁寧に茶番を用意しなければいけないか。そんなに俺の志望動機が間違ってるのか。現状では仕事の質を高める余地が全く確保できていないからこそ、御社で着実に成長したいと茶番くさいけど心の底からの本心を俺は語ったぞ。それがネガティブだったら、お前らが想定していたポジティブな受け答えを教えてくれよ。

実際、ないだろう。俺みたいなブラック企業出身者からのポジティブな志望動機なんて、あんたらは思いつくはずがないし、そもそもそんなものを期待していないからな。結局は本命の応募者の当て馬でしかない。上に報告しやすくするためのな。


続く

30歳までの人生設計

母が倒れて約1年。

今思えばおかしいけれど、就職してから今日まで一家の経済基盤・介護体制について徹底的に親子で議論をしてこなかった。

もちろん、介護サービス等についてその都度話し合ったが、今後10年を見通した各自の人生設計、それに伴う資産管理などの生臭い話を徹底的に語ることを避けてきた。


しかし、作曲者・小室哲哉氏についての報道をきっかけにして、すぐに父に連絡を取って話し合いの場を作ることを決めた。

結局2月までは仕事で過度の業務負荷があり、土日は平日にできなかった家事と休養を優先した。


3月も半ばになり、ようやく業務が落ち着く″見通し″(実際には終わっていない!)がつき、この土日に実家に帰った。

両親を交え、今後5年に絞ったライフプランを話し合った。
初めに、製造業現場出身の父による手書きマトリクスがずらっと並んだ課題管理表を見せてくれた時の気持ちは言葉にできない。
話し合いの場を設ける連絡をしたとき、父に対して「どういう算段で介護離職しようとしてるの?」と語ったことが恥ずかしくなった。
行政への各種申請とその準備の殆どを父が負担していた。本当に頭が下がる思いだった。


まだまだ話し合う必要はあるが、課題は明確になった。
私がすぐ協力できる項目は取りかかることにする。
やっと地に足ついた将来設計が始まりそう。
遅すぎるけども、自分ができることを一歩ずつやっていこう。